マヨネーズ・ケチャップの値段変遷
マヨネーズはそのほとんどが油でできている。例えば、1カップ(200ml)のマヨネーズを作ろうとしたら、その材料は卵黄1個に対して酢が約20ml、そこに170ml程度の油が投入される。じつにマヨネーズの80パーセントが"油"なのだそうだ。となると、その油が高騰すれば、どんなに企業努力をしたところで採算を合わせるのは難しい。油が高騰すれば当然、マヨネーズは値上がりする。ところでマヨネーズに使われる油は、一般的に「サラダ油」。ただ、ひと口にサラダ油といってもさまざまな植物性の油脂が配合されていて、菜種油を中心にコーン油、大豆油などがブレンドされている。そしてこうした植物油脂も軒並み高騰している。
※東京都区部の小売価格
マヨネーズ (量目) |
値 段 | ケチャップ (量目) |
値 段 | |
大正14年(1925) | ビン入り128g | 50銭 | ||
昭和13年(1938) | ビン入り140g | 40銭 | ビン入り 320g (昭和10年) | 50銭 |
昭和23年(1948) | 同上 | 240円 | ビン入り 320g | 40円80銭 |
昭和24年(1949) | 同上 | 205円 | ||
昭和25年(1950) | 同上 | 130円 | ||
昭和26年(1951) | 同上 | 110円 | 100円 | |
昭和27年(1952) | 同上 | 100円 | ||
昭和28年(1953) | 同上 | 90円 | 105円 | |
昭和29年(1954) | 同上 | 85円 | 100円 | |
昭和30年(1955) | 同上 | 75円 | ||
昭和31年(1956) | 同上 | 85円 | ||
昭和32年(1957) | 同上 | 75円 | ||
昭和34年(1959) | 同上 | 70円 | ||
昭和36年(1961) | 同上 | 150円 | ||
昭和38年(1963) | 同上 ポリチューブ入り 300g | 120円 | ||
昭和41年(1966) | 世界初のチューブ入りケチャップ発売 | 135円 | ||
昭和45年(1970) | 同上 | 155円 | 500gチューブ入り | 155円 |
昭和47年(1972) | 同上 | 225円 | ||
昭和48年(1973) | 同上 | 215円 | 170円 | |
昭和51年(1976) | 同上 | 230円 | ||
昭和54年(1989) | 355円 | |||
昭和56年(1981) | 同上 | 245円 | ||
昭和60年(1985) | 同上 | 228円 | ||
昭和61年(1986) | 同上 | 212円 | ||
昭和62年(1987) | 同上 | 232円 | ||
平成6年(1994) | 同上 | 227円 | 315円 | |
平成18年(2006) | ポリ容器入り 500g | 246円 | 315円 | |
平成27年(2015) | ポリ容器入り 450g | 350円 | 330円 |