クリーニング代の変遷

個人で洗濯からアイロン仕上げまで行うクリーニング店は年々減ってる。個人経営ではコストがかかりすぎ、単価が下がる業界では、生き残れなくなったからという。

市場自体は1992年に8170億円のピークを付けて以降、2012年に4000億円規模まで縮小。家庭のクリーニング代もピーク時の年間2万円近くから8000円程度まで下がっている。服装のカジュアル化や、高機能洗濯機、スチームアイロン、形状記憶シャツなどの普及が、クリーニング需要を奪っていった。

現在、クリーニング店といえば、ほとんどが大手クリーニング会社のフランチャイズであるクリーニング取次業。その取次業も1日100人以上の客がいないと厳しい商売だという。

※ドライ上下1着分 ワイシャツ1枚は(株)白洋舎の場合
背広上下クリーニング代料金 ワイシャツ洗濯代
明治40年(1907) 60銭 8銭
昭和5年(1930) 2円 15銭
昭和20年(1945) 4円 30銭
昭和21年(1946) 25円 2円60銭
昭和22年(1947) 50円 9月に100円 5円20践
昭和23年(1948) 200円  
昭和25年(1950) 270円 13円
昭和30年(1955) 346円  
昭和40年(1965) 472円 60円
昭和41年(1966) 474円  
昭和42年(1967) 472円  
昭和43年(1968) 497円 70円
昭和44年(1969) 517円 90円
昭和45年(1970) 542円 70円
昭和46年(1971) 567円 80円
昭和47年(1972) 604円  
昭和48年(1973) 596円 100円
昭和49年(1974) 707円 110円
昭和50年(1975) 714円 150円
昭和51年(1976) 788円  
昭和52年(1977) 746円 180円
昭和53年(1978) 757円  
昭和54年(1979) 797円  
昭和55年(1980) 866円 200円
昭和56年(1981) 859円 220円
昭和57年(1982) 869円 240円
昭和58年(1983) 857円 250円
昭和59年(1984) 857円  
昭和60年(1985) 872円  
昭和61年(1986) 874円 280円
昭和62年(1987) 876円  
昭和63年(1988) 884円 290円
平成5年(1993) 1083円  
平成10年(1998) 1097円 350円
平成18年(2006) 1108円  
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