13歳(中学2年生)の平均体位(体重・胸囲)
身長の伸び率以上に目立つのが体重の増加だそうで、昭和25年と平成5年の比較は同じ年齢とはとても思えない。 13歳まではいまも昔も男女の成長度は女子のほうが早熟だが、約48kgという体重は成人女性のそれとほとんど差がない。
高校生となり成人になると同時に彼女たちが取り組むのが「ダイエット」となるのだが、母体にいるときからたっぷりと栄養補給された体質は簡単には直らない。昭和50年代初期には、彼女たちは断食ダイエットまで始め、ついに「拒食症」になる現代ならではの病気まで登場したのである。アメリカの女優が拒食症で死亡、日本でも有名タレントが倒れるなどの事故が相ぎ、さすがにここまでのダイエットは流行らなくった。それでも、大病院には母親に連れられた肥満児が治療に訪れるケースが減少しないという。マスメディアでは料理をテーマにした特集や番組が全盛だ。子供たちが料理に興味を持つ。やせたいけどおいしいものは食べたい。これが子供たちからヤング層の矛盾した思想であり、栄養過多症候群が平成児童の代名詞になりそうである。
13歳の体重平均値 | 13歳の胸囲平均値 | |||
男子 | 女子 | 男子 | 女子 | |
昭和20年(1945) | (kg) | (kg) | (cm) | (cm) |
昭和21年(1946) | ||||
昭和22年(1947) | ||||
昭和23年(1948) | ||||
昭和24年(1949) | ||||
昭和25年(1950) | 35.1 | 36.9 | 69.5 | 70.3 |
昭和26年(1951) | ||||
昭和27年(1952) | ||||
昭和28年(1953) | ||||
昭和29年(1954) | ||||
昭和30年(1955) | 37.6 | 39.4 | 71.3 | 72.5 |
昭和31年(1956) | ||||
昭和32年(1957) | ||||
昭和33年(1958) | ||||
昭和34年(1959) | ||||
昭和35年(1960) | 39.3 | 41.5 | 72.0 | 73.6 |
昭和36年(1961) | ||||
昭和37年(1962) | ||||
昭和38年(1963) | ||||
昭和39年(1964) | ||||
昭和40年(1965) | 43.7 | 44.9 | 75.0 | 76.3 |
昭和41年(1966) | ||||
昭和42年(1967) | ||||
昭和43年(1968) | ||||
昭和44年(1969) | ||||
13歳の体重平均値 | 13歳の胸囲平均値 | |||
男子 | 女子 | 男子 | 女子 | |
昭和45年(1970) | 43.7 | 44.9 | 75.0 | 76.3 |
昭和46年(1971) | ||||
昭和47年(1972) | ||||
昭和48年(1973) | ||||
昭和49年(1974) | ||||
昭和50年(1975) | 45.6 | 45.8 | 75.5 | 77.0 |
昭和51年(1976) | ||||
昭和52年(1977) | ||||
昭和53年(1978) | ||||
昭和54年(1979) | ||||
昭和55年(1980) | 46.7 | 46.5 | 75.8 | 77.2 |
昭和56年(1981) | ||||
昭和57年(1982) | ||||
昭和58年(1983) | ||||
昭和59年(1984) | ||||
昭和60年(1985) | 47.4 | 46.8 | 76.2 | 77.5 |
昭和61年(1986) | ||||
昭和62年(1987) | ||||
昭和63年(1988) | ||||
平成5年(1993) | 49.3 | 47.9 | 77.4 | 78.3 |
平成15年(2003) | 50.6 | 47.7 | ||
平成26年(2014) | 48.8 | 47.2 |