新聞購読料と新聞広告費

朝日、毎日、読売、日経が現在日本の四大全国紙だが、日経の4300円は別格(経済紙)として三大紙は常に購読料の
歩調を合わせてきた。これに対し消費者団体は"独禁法違反"として公取委に提案議題として国会問題にも発展している。
新聞側は頭打ちの収益伸び悩みと長引く不況から度重なる値上げも仕方ないと訴えている。この最大の原因が「広告料
の落ち込み」だそうだが、広告宣伝業界からいわせれば「不況時こそ企業は広告を打つ」とし、テレビ局側の努力に比べ
新聞社側の努力不足を指摘する。表を見ても、不況にもかかわらず極端な広告減収といえない数字を保っている。
購読料と広告料の比率は新聞の場合、だいたい50対50だが、バブル景気の昭和61年〜平成3年の約6年間は広告料が
53%と上回った。この比率が逆転した平成4年以降広告料は47%→45%と減少し苦しい状況には変わりない。だが、平成5年
三大紙は月額200円の値上げが比率を押し下げたとはいわない。新聞配達員休養のための"休刊日"増加はしかたないに
しても、購読料獲得のために景品をたっぷり付け無駄な経費を浪費する各社の販売競争の体質改善こそ急務だ。

朝日新聞購読料 毎日新聞購読料 読売新聞購読料 新聞広告費
昭和20年(1945) (朝のみ)2.70 (朝のみ)2.70 (朝のみ)2.70 (億円)
昭和21年(1946) 8 8 8
昭和22年(1947) 20 20 20 11
昭和23年(1948) 44.75 44.75 44.75
昭和24年(1949)
昭和25年(1950) 70 70 70 120
昭和26年(1951) (朝夕セット)220 220 220
昭和27年(1952) 280 280 250
昭和28年(1953) 280
昭和29年(1954) 330 330 330
昭和30年(1955) 337
昭和31年(1956)
昭和32年(1957)
昭和33年(1958)
昭和34年(1959) 390 390 390
昭和35年(1960) 68.4
昭和36年(1961)
昭和37年(1962) 450 450 450
昭和38年(1963)
昭和39年(1964)
昭和40年(1965) 580 580 580 1,233
昭和41年(1966)
昭和42年(1967)
昭和43年(1968) 660 660 660
朝日新聞購読料 毎日新聞購読料 読売新聞購読料 新聞広告費
昭和44年(1969) 750 750 750
昭和45年(1970) 2,653
昭和46年(1971) 900 900 900
昭和47年(1972)
昭和48年(1973) 1,100 1,100 1,100
昭和49年(1974) 1,700 1,700 1,700
昭和50年(1975) 4,092
昭和51年(1976)
昭和52年(1977)
昭和53年(1978) 2,000 2,000 2,000
昭和54年(1979)
昭和55年(1980) 2,600 2,600 2,600 7,086
昭和56年(1981) 7,572
昭和57年(1982) 7,933
昭和58年(1983) 8,369
昭和59年(1984) 8,468
昭和60年(1985) 8,887
昭和61年(1986) 2,800 2,800 2,800 9,145
昭和62年(1987) 9,882
昭和63年(1988) 11,267
平成5年(1993) 3,850 3,850 3,850 11,087
平成16年(2004) 3,925 3,925 3,925 10,559