男女別大学進学率の推移

日本は学歴社会だといわれ続けた。大卒でなければ試験が受けられない企業がまかり通った。 たしかに企業のトップを
めざすには一流大卒は最低条件には違いない。だが、学歴偏重の風潮が下りぎみとなり、現在は「手に職を持つ」時代
という。というのも、産業界ではホワイトカラー族の机の仕事もパソコンにワープロにと最新ビジネス機器を使いこなさなけ
れば通用しなくなり、高学歴はあっても時代に置き去りにされつつある中高年族は肩身の狭い社会となった。
本来なら学費など経済的には問題の少ない時代背景を考えると、大学への進学率は高率になって当然なのに、男子は
一向に伸びずやや下降気味だ。女子の進学率がジリジリと上昇、いまや男子を大幅に抜いてしまった。だが彼女たちも
短大への進学のほうが多く、就職戦線にはたいした効果もなく、不況の昨今では高給を出してもすぐ退職されることも
あって企業に敬遠されっ放し。「大学は出たけれど……」が流行語になった昭和30年代中頃の就職難時代よりもっと厳しい。
高校生たちの70%は「手に職を持つ」ほうに意識が強い。

大学・短期大学進学率
総数 男子 女子
昭和20年(1945)
昭和21年(1946)
昭和22年(1947)
昭和23年(1948)
昭和24年(1949)
昭和25年(1950) 30.3% 34.6% 17.2%
昭和26年(1951) 23.6 30.1 12.9
昭和27年(1952) 21.6 26.9 13.0
昭和28年(1953) 21.5 25.4 15.7
昭和29年(1954) 19.7 23.3 14.7
昭和30年(1955) 18.4 20.9 14.9
昭和31年(1956) 18.4 18.7 12.5
昭和32年(1957) 16.1 18.2 13.3
昭和33年(1958) 16.5 19.0 13.3
昭和34年(1959) 16.9 19.6 13.8
昭和35年(1960) 17.2 19.7 14.2
昭和36年(1961) 17.9 20.2 15.3
昭和37年(1962) 19.3 21.9 16.5
昭和38年(1963) 20.9 23.8 17.8
昭和39年(1964) 23.4 26.9 19.6
昭和40年(1965) 25.4 30.1 20.4
昭和41年(1966) 24.5 28.2 20.6
昭和42年(1967) 23.7 26.1 21.1
昭和43年(1968) 23.1 24.7 21.4
総数 男子 女子
昭和44年(1969) 23.2 24.1 22.3
昭和45年(1970) 24.2 25.0 23.5
昭和46年(1971) 26.8 27.6 25.9
昭和47年(1972) 29.2 30.0 28.4
昭和48年(1973) 31.2 31.6 30.8
昭和49年(1974) 32.2 32.2 32.2
昭和50年(1975) 34.2 33.8 34.6
昭和51年(1976) 33.9 32.8 35.1
昭和52年(1977) 33.2 32.2 34.3
昭和53年(1978) 32.8 31.9 33.7
昭和54年(1979) 31.9 30.5 33.4
昭和55年(1980) 31.9 30.3 33.5
昭和56年(1981) 31.4 29.7 33.1
昭和57年(1982) 30.9 28.9 32.8
昭和58年(1983) 30.1 27.7 32.4
昭和59年(1984) 29.6 26.6 32.5
昭和60年(1985) 30.5 27.0 33.9
昭和61年(1986) 30.3 26.3 34.1
昭和62年(1987) 31.0 26.6 35.3
昭和63年(1988) 30.9 25.6 36.1
平成5年(1993) 34.5 25.1 40.1
平成15年(2003) 48.6 48.8 48.5