平成5年(1993)
出来事
01/01 EU12か国、単一市場発足。
01/03 ブッシュ米、エリツィン・ロシア両大統領が両国の戦略核を3分の1に削減する第2次戦略兵器削減条約(STARTⅡ)に調印
01/05 フランスから返還プルトニウム1トンを積んだ「あかつき丸」が茨城県東海港に入港、反核団体が抗議集会
01/06 社会党の第12代委員長に山花貞夫代議士が当選。書記長に赤松広隆労働局長
01/07 皇太子徳仁親王と元外務省北米二課勤務の小和田雅子との婚約が内定
01/15 化学兵器禁止条約に130カ国が調印
02/17 衆院予算委が、佐川急便事件の解明のため竹下登元首相、小沢一郎元自民党幹事長を証人喚問
02/25 国際原子力機関(IAEA)理事会が北朝鮮に対し、未申告の2施設の特別査察を受けるよう要求する決議を採択。北朝鮮は拒否。3月12日北朝鮮は核不拡散条約(NPT)からの脱退を表明
03/06 東京地検が金丸信元自民党副総裁を脱税容疑で逮捕。13日起訴
03/27 中国共産党の江沢民総書記が国家主席に
04/08 カンボジアで国連選挙監視のボランティア中田厚仁が射殺される
04/23 天皇、皇后、初めての沖縄訪問
05/08 大蔵省、経常収支の黒字は前年比39.7%増の1260億7600万ドルで過去最高と発表。
05/04 カンボジアで日本人文民警察官の高田晴行警視が武装集団に襲われ死亡、4人が重軽傷
05/13 米国政府が戦略防衛構想(SDI)に終止符
05/09 皇太子徳仁親王と小和田雅子が結婚
06/10 カンボジア総選挙の「成立」を国連カンボジア暫定行政機構(UNTAC)が宣言
06/18 宮沢喜一内閣不信任案を可決。衆院解散
06/21 自民党離党組が新党さきがけを結成(代表・武村正義)
06/23 新生党結成。自民党から44人が参加。代表に羽田孜、代表幹事に小沢一郎
07/07 第19回主要先進国首脳会議(サミット)が東京で開幕。9日世界の景気浮揚と雇用の創出を掲げた経済宣言を採択。エリツィン・ロシア大統領を協議に加え、対ロ支援策を伝達
07/18 第40回総選挙。自民が過半数を割り、社会は歴史的惨敗、新党の3党が躍進。「55年体制」は崩壊
07/22 宮沢首相が退陣を表明。30日自民党総裁選で河野洋平が総裁に。幹事長は森喜朗元通産相
08/05 宮沢内閣総辞職。6日特別国会が細川護熙日本新党代表を第79代首相に指名。衆院議長は土井たか子社会党元委員長。女性議長は国会史上初
08/09 細川護熙連立内閣発足・38年ぶりの非自民党政権
08/10 細川首相が会見で太平洋戦争は「侵略戦争であった、間違った戦争であったと認識している」と発言
08/13 気象庁が「1954年以来の冷夏になった」と発表
08/17 ドルが一時100円40銭に
09/03 台風13号が九州、四国、中国地方を縦断。死者行方不明者48人、負傷者210人
09/06 タレントの逸見政孝ががんを告白。12月25日死去、48歳
09/17 政府が小選挙区比例代表並立制を盛り込んだ政治改革4法案を国会に提出
09/25 社会党委員長選で村山富市代議士が第13代委員長に当選。書記長に久保亘参院議員
09/30 93年産コメ作況指数は80で戦後最悪。凶作で政府が緊急輸入を決める
10/15 93年度ノーベル平和賞が南アフリカのネルソン・マンデラ・アフリカ民族会議議長とフレデリック・デクラーク大統領に
10/17 ロシア海軍が日本海に放射性廃棄物を投棄。日本の自治体、環境保護団体、平和団体などの抗議で20日の2回目投棄は中止
10/26 ゼネコン汚職で東京地検が鹿島建設の清山信二副社長を贈賄容疑で逮捕。11月11日には大昭和製紙の斉藤了英名誉会長を逮捕
11/12 環境基本法が成立
11/25 82年2月のホテル・ニュージャパン火災で業務上過失致死罪に問われた横井英樹社長に対し、最高裁が禁固3年の1、2審判決を支持し上告棄却
12/07 南アフリカで暫定執行評議会が発足。白人支配終わる。22日暫定憲法成立
12/08-9 世界遺産条約委員会が屋久島(鹿児島)、自神山地(青森・秋田)、法隆寺地域の仏教建造物(奈良)、姫路城(兵庫)を世界遺産に決定
12/14 政府がコメ市場の部分開放を決める
12/16 田中角栄元首相が死去、75歳