平成3年(1991)
出来事
01/01 東京23区の市内局番が4桁に
01/07 フジテレビ系ドラマ『東京ラブストーリー』放送開始
01/17 米軍を主体にペルシャ湾岸地域に展開する多国籍軍がイラク軍に攻撃開始。「砂漠の嵐作戦」と命名。湾岸戦争始まる。海部俊樹首相が「確固たる支持」を表明
01/24 政府・自民党首脳会議,湾岸戦争支援策として90億ドル(約1兆2000億円)の追加支出、避難民輸送のための自衛隊機派遣等を決定。
02/23 皇太子徳仁親王の「立太子の礼」が31歳の誕生日に皇居で行われる
02/24 多国籍軍がイラク、クウェートに進攻。27日ブッシュ米大統領がクウェート解放の完了を確認して勝利宣言
03/06 日本高野連が神奈川朝鮮中高等学校の申請で91年度から公式試合参加を認める特別措置を決定
03/14 広島市の新交通システム工事現場で鋼鉄製橋げたが落下して車21台を直撃、14人が死亡、9人が重軽傷
04/07 都道府県知事選挙、道府県議会遺挙。東京都知事に現職の鈴木俊一が当選。道府県議選では自民党が過去最高の、社会党は過去最低の議席
04/16 ゴルバチョフ・ソ連大統領がソ連の元首としては初めて来日。17日国会で演説。18日首脳会談で「北方4島対象で平和条約交渉」で合意
04/24 政府がペルシャ湾岸の機雷除去のため海上自衛隊掃海部隊の派遣を決定。25日出港、10月30日帰国
05/03 海部首相がシンガポールで日本のアジア政策について演説し、「厳しい反省」を表明
05/14 滋賀県信楽町の信楽高原鉄道で普通列車と乗り入れのJR西日本・快速列車が衝突、世界陶芸祭の乗客ら42人が死亡、400人が重軽傷
05/15 安倍晋太郎自民党元幹事長が死去、67歳
06/03 長崎県の雲仙・普賢岳で大規模な火砕流が発生、集落を焼き、消防・報道関係者ら37人が死亡、4人が行方不明。8日再び大火砕流発生、島原市の住民が避難
06/06 東京地検が竹井博友元地産会長ら2人を所得税法違反容疑で逮捕。26日東京国税局が竹井容疑者を個人としては最高の約34億円脱税容疑で告発
07/10 ソ連ロシア共和国大統領にエリツィンが就任
07/12 五十嵐一・筑波大助教授が同大構内で刺殺体で発見。小説『悪魔の詩』の日本語版翻訳者
07/15 第17回主要先進国首脳会議(サミット)がロンドンで開幕
07/23 社会党委員長選で田辺誠・副委員長が上田哲・元教宣局長を破る
07/23 大阪地検が中堅商社イトマンの河村良彦前社長、伊藤寿永光・前常務、許永中・不動産管理会社代表ら6人を自社株取得、特別背任容疑で逮捕
07/31 米ソが戦略兵器削減条約(START)調印。弾頭数削減へ
08/20 ソ連のエストニア共和国が独立を宣言。21日ラトビア共和国も
08/21 19日からゴルバチョフ大統領を軟禁していた非常事態国家委員会が解散、保守派によるクーデターは失敗。24日ゴルバチョフ大統領がソ連共産党書記長を辞任、共産党解散を提唱。74年間の共産党支配に幕
08/27 経企庁長官が「日本の景気は拡大局面にある」との8月月例経済報告。大型景気は57カ月になり、過去最長の「いざなぎ景気」と並ぶ
09/11 米空母ミッドウェーの代替艦のインディペンデンスが在日米海軍横須賀基地に入港
09/17 韓国、北朝鮮が国連に同時加盟。エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト3国も加盟
09/19 政府が、自衛隊を国連の平和維持活動 (PKO)に参加させるためのPKO協力法案を国会に提出。12月3日衆議院本会議で可決
09/19 台風18号の豪雨で東海、関東で死者行方不明者11人
09/28 台風19号が九州から北海道まで吹き抜け死者行方不明者50人
10/27 自民党総裁選で宮沢喜一衆院議員が渡辺美智雄、三塚博両衆院議員を破って当選
11/05 海部内閣総辞職。宮沢喜一内閣が発足
12/01 高知県知事選で橋本大二郎・元NHK記者が当選。初めての戦後生まれの知事
12/06 韓国の元従軍慰安婦や軍属ら35人が日本政府を相手取り東京地裁に1人2000万円補償の訴え
12/24 平壌放送が、金正日書記が朝鮮人民軍最高司令官に決定と放送
12/25 ゴルバチョフ・ソ連大統領が辞任。26日ソ連最高会議共和国会議が最終審議を行い、ソ連消滅を宣言。30日旧ソ連の11共和国が「独立国家共同体(CIS)」としての活動を開始
12/26 法務省が外国人登録の指紋押捺を永住資格者に限り廃止する方針を決める
12/28 92年度政府予算決まる。一般会計総額は72兆2180億円で前年度当初比2.7%増の緊縮型に。財政投融資計画は総額40兆8022億円